2011年10月28日金曜日

ウェルネット、年初来高値更新中

昨日の東京市場は前場では大きな動きはなかったのですが、後場に入ってからムードが一変し、あっという間に株価が急上昇したのでちょっとびっくりしました。欧州の首脳会議で金融機関がギリシャ国債を50%ほどヘアカットをすることで合意した、というニュースがきっかけだったようですが、その後のNY市場でも安心感が広がり、ダウは339ドル(+2.86%)の大幅上昇となりました。

今日の東京市場もリスクオンの流れが継続し、TOPIXは+8.64(+1.13%)と堅調に推移しました。そんな中、私のPF1位の主力銘柄であるウェルネット(2428)が+3,900円(+5.23%)の78,400円で年初来高値を更新しました。


(出典:ヤフーファイナンス。チャートは3か月間。完全に上放れてきました。)


以前の投稿で9月中に投資信託を解約するつもりである旨を書き、その後、この件については何も書きませんでしたが、投稿に書いた予定通りに解約をしました(実はその際、非常に不愉快な思いをしたので書くのをやめましたが、読者の皆さんの参考になると思われるような経験だったのでいずれあらためて投稿したいと思います)。その際の損切り額は、4月に解約した投資信託と同じく100万円だったので、今年は投資信託の解約で合計200万円の損切りをしたことになります。

投資のプロと呼ばれる人たちにお金を預けて200万円も溶かされてしまった訳ですが、今日、ウェルネットを一部利確することで、溶かされた分をようやく全部取り返しました(まだ最大の塩漬け投信が残ってはいますが)。今年の譲渡益の200万円のうち、すでに10%は税金で納めているのですが、投資信託の解約で発生した損失と通算することで支払い済みの税金も戻るはずです。

ただ今回、ウェルネットを利確するにあたってはちょっと躊躇しました。というのも、年初来高値を付けた今日でさえ予想PERは6倍台、超キャッシュリッチでビジネスモデルは堅実、年毎の増収増益基調が明瞭であり、同業種の他の銘柄と比べると突出してバリュエーションの観点から割安だと思う(故にまだ十分な上値余地があると思う)からです。また上のチャートを見てもらって分かるように、ここは9月中旬から出来高を伴って上げてきたのですが、先日、提出された大量保有報告書からシンプレックス・アセット・マネジメントという国内のヘッジファンドが大量に買い付けていたことがつい最近わかりました。このことも大きなプラス材料だと思われます。私は以前から「ここは異常に割安なまま放置されている」、と思っていたのですが、何しろ素人なもので、あまり自分の判断に自信が持てませんでした。しかし、機関投資家が買い集めていたことが分かって、ちょっと自分の判断に自信を持ちました。

今日は利益確定を優先させて売却してしまったのですが、あっという間に今日の売値を超えたところまで上げました。まだ相当な買い需要がある感じがしました。もうちょっと我慢してホールドしていたほうが良かったかなあ、と今ちょっと後悔しています。

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