2011年2月11日金曜日

中国の有力企業・主要業界

【書評】 図解でわかる 中国の有力企業・主要業界 金堅敏 著 日本実業出版社


日本の経済が停滞してからもう、かなりの年月が経ちますが、その間、中国は猛烈な勢いで成長してきました。経済の規模は昨年、ついに日本を抜いて2番目になりました。今後も高成長が見込まれる中国の会社に投資したい、という日本の個人投資家も、ますます増えてきているように思われます。

私自身もリーマンショック後の大暴落を見て、中国株を買いたいと思ったのですが、具体的にどんな銘柄を買っていいのか、よく分かりませんでした(あの時なら、何を買っていても良かったのですが)。とりあえず、ハンセン指数のETFを買ってみたのですが、中国株でも個別銘柄を選別して投資できるようになりたい、という希望はずっと持っていました。ただ、いまだに個別銘柄を選別する上で必要かつ有益な情報を手に入れるのは現実のところ難しいと思います。

本書は中国の有力企業38社について成長性や収益性など投資に必要な情報が記されており、中国の個別銘柄に投資したいという日本の個人投資家にとって有益な参考書になると思います。

ここで私が本書に目を通して「これは面白そうだな」と思った企業を幾つかピックアップして、ファンダメンタル指標と照らし合わせてみたいと思います。

1) 青島(チンタオ)ビール(00168) - 青島ビールで有名なビール会社
    予想PER 25.08 PBR 4.76 配当利回り 0.53%

2) レノボ・グループ(00992) - 先日、NECとの合弁を発表したパソコンメーカー
  予想PER 21.35 PBR 3.54 配当利回り 0.22%

3) BYD - バフェットさんが投資したことで脚光を浴びた電気自動車製造メーカー
  予想PER 18.79 PBR 4.11 配当利回り 1.08%

4) ジーリー・グループ - Volvoを傘下に収めた自動車メーカー
  予想PER 14.92 PBR 3.41 配当利回り 0.62%

結論から言うと、ほとんどの銘柄がかなり割高な水準にあるように思われました(PBRから言えば平均的な日本株の3倍位の株価になっています)。今後の高い経済成長が見込まれる中国なので、このように高い期待値(株価)がつけられているのでしょうが、びっくりするほど割安に放置されている日本株ばかり見ているせいでしょうか、残念ながらあまり投資意欲がわきません(笑)。

ここしばらく、新興国の株価が下がってきているので、そのうち先進国の株価も下げるのではないかと思いますが、中国の個別株は今の水準から更にずっと下にならない限り、まだ手を出さないほうが良いのではないか?という結論に至りました。

にほんブログ村 株ブログ 株主優待へ
にほんブログ村
   ↑
今日はとても寒いですが、読者の皆さん、体調には十分、お気をつけください。

0 件のコメント: