2011年11月4日金曜日

今、一生懸命、ナンピンしての損切りをしてます

株式投資の入門書にはよく「下手なナンピン、スカンピン」なんてことが書いてあります。株を買ったら殆どの人が経験することですが、買った株が購入価格より下がってしまうことがあります。そんなときにその株を追加で買い足すことを「ナンピン買い」というのですが、入門書ではあまりこの買い方はすすめられていません。

ただ、買った株の時価が購入価格より低くなってしまった場合(「塩漬け」になってしまった場合)、ナンピン買いをすることで購入価格を低くすることができます。

日本株の平均株価指標(日経やTOPIXなど)が低迷している中、投資家の保有している日本株はその多くが「塩漬け」になっているはずです。特に今年はトヨタやホンダなどの大型株のパフォーマンスは最悪と言ってもいい状態で、私の保有している大型株もその殆どが含み損を抱えている状態です。

そこでここしばらく私が一生懸命取り組んでいるのがナンピンしての損切りです。先日、投稿したように今年は譲渡益が大分出たため、税金対策上、含み損が出ている株は損切りしているのですが、殆どの塩漬け株はそのままホールドしたいので、ちょっと手間がかかりますがこうした作業を地道に続けています。今ではこうした作業を庭に生えた雑草を取り除いたり、長く伸びた髪を散髪したりするのと同じような感覚でできるようになりました。損切りした後はサッパリした気持ちです。

こうした作業と同時に幾つかの銘柄もPFに新規で組み入れています。ここしばらくの間で優待株のユタカフーズ(2806)、伊藤忠食品(2692)、常和ホールディングス(3258)、CIJ(4826)、ケンコーマヨネーズ(2915)、後は優待株ではありませんがソニー(6758)も買ってみました。こうして自分のPFを充実させていくのは楽しいです。これは大工さんが家を建てたり、収集家がコレクションを充実させたりするのと同じような種類の充実感のようなものと思います。また批判的な物言いになりますが、こうした充実感は投資信託を買うことでは絶対得られません。証券会社はきっと嫌がるでしょうが、日本の個人投資家は投資信託のような人任せの商品に頼るのではなく、自分で個別株を選別して分散投資することの楽しさに気づくべきだと思います。

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