テキサスであった実話を映画化した作品ということですが、実際にあり得る話だと思いました。町一番の人気者が町一番のお金持ちの未亡人と友人になり、諍いの末、射殺してしまう、という話ですが、個人的には嫌われ役の未亡人はそれほど悪い人には思えませんでした。というより、むしろ彼女は主人公の献身的な愛を求めていただけのように思います。主人公は彼女の奴隷になりたくなかった、ということですが、それなら縁を切れば済むだけの話です。殺す必要はなかったと思います。町全体が彼に同情するあまり、彼の犯罪を正当化しようという空気が圧倒的になりますが、これもちょっとおかしいと思いました(おそらく私の意見はちょっと一般的な感じ方とは違っているかも知れません)。
全体的にこの映画を評価するなら、これといって面白いところもない凡作だと思いました。
映画を観終わってからは銀座線で末広町に行き、共立メンテナンスの株主総会でもらったランチ無料券を使って『一会』でとんかつを食べました。
その後は観光で、まず旧岩崎庭園に行き、その後、国立西洋美術館、東京都美術館に行ってきました。東京都美術館では「ルーブル美術館展」という企画展示を見てきたのですが、夏休みということもあってとても混雑していました。
(旧岩崎庭園)
(東京都美術館)
美術館巡りが終わった後は、そのまま上野のいろは横丁でお寿司を食べました(ここで共立メンテナンスの優待券を使いました)。会計は3,080円でしたが、優待券3,000円分を使ったので現金は80円のみの出費となりました。
(財布に優しい優待生活)
夕食が終わった後は上野から都バスに乗って南千住にある格安ビジネスホテルに泊まりました。南千住には初めて行きましたが、見るからに安っぽい感じのビジネスホテルばかりがあって、その他は何もないような街のように見えました(南千住の方、すみません)。
翌日は地下鉄でまた渋谷に行き、UPLINKというこじんまりとした映画館(?)に行き、『モンサントの不自然な食べ物』という映画を見てきました(ここでは入場料を払いました)。この映画はもう1年ほど前から上映されており、上映当初から「絶対、見たい!」と思っていた映画でした。ようやく、見ることができましたが、この映画については改めて別の機会に感想を書きたいと思っています。
(渋谷駅から徒歩10分くらい)
(とても参考になるパンフレットです)
映画を見終わると、そのまま歩いて渋谷東急東横店に直行しました。この小旅行では芸術鑑賞やら映画鑑賞など、色々と楽しみましたが、実は最大のメインイベントはこの後の将棋祭りに参加することでした。
(この将棋祭りに行くのは2回目です)
(混雑することは予想されましたが・・・)
(ここまで混むとは思っていませんでした)
この日は羽生三冠、加藤九段、藤井九段らの超人気棋士が集まるということで、混雑するだろうとは思っていましたが、会場内を歩いて移動するのも困難なほどの大盛況となりました。大盤解説を見ようにも大盤が見える場所は人で埋め尽くされてしまっていたため、大盤解説を見るのはあきらめて、一般来場者の対局コーナーでずっと将棋を指していました。イベントの最後の加藤九段と藤井九段の対局はかろうじて大盤が見える位置に立つことができました。
(解説の三浦八段と竹俣女流2級)
最後の加藤藤井戦では、まだ中学生という竹俣女流を相手に、ぎこちない感じで解説する「みうみう」こと、三浦八段に萌えました。
ちなみに、私が一般対局コーナーでヘボ将棋を指している間に行われていた羽生三冠と矢内女流4段のトークショーについては動画がすでに上がっているので興味のある方はご覧になって下さい。
というわけで、グルメ、芸術鑑賞、映画、将棋を満喫してきた小旅行でした。
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ところで、桐谷さんファンにとっては見逃せないイベントが今月の17日に将棋会館で行われるようです。詳細については連盟のこちらのページをご覧ください。
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