私自身の運用成績はベンチマークをようやくアウトパフォームしてきました。具体的な要因についてはひとえに組み入れ比率1位のウェルネット(2428)の2月以降の順調な株価推移によるところが大きいです。ここは2月2日に業績予想の下方修正を開示し、その翌日には株価が10%以上も下落したのですが、(実質的には)売上高や営業利益は小幅ながらも上方修正であり、昨年に子会社化したナノメディア(3783)の減損処理という特殊要因での純利益減少であったため、「これは完全にオーバーシュートだ」と判断し、大型株を処分してここを大きく買い増しました。その後、着実に株価は回復し、昨日は年初来高値をつけました(2月10日にはフラッグシップアセットマネジメントが大量保有報告書を提出、2月22日にはシンプレックスアセットマネジメントが買い増したという変更報告書を提出、4月10日には再びフラッグシップアセットマネジメントが更に買い増したという変更報告書を提出しましたが、買い付けの経緯を良く見ると、やはり2月以降にこうした機関がコツコツと買い集めていたようです)。
という訳で、ここ数日からウェルネットを少しずつ利確し、売ってしまった大型株を買い戻す、という作業を始めました。ただ、この作業は始めたばかりで、まだ商船三井(9104)とJR東日本(9020)しか買戻していません。その他の大型株(信越化学(4063)、武田(4502)、新日鉄(5401)、ソニー(6758)、トヨタ(7203)、ホンダ(7267)、キャノン(7751)、三菱商事(8058)、三菱UFJ(8306)、三井住友(8316)、郵船(9101))などは機会を見て、いずれ買い戻したいと思っています。
またこの間、優待株も幾つか新規に購入しました。具体的には東計電算(4746)、ティーライフ(3172)、SHO-BI (7819)、ユニバーサルエンターテインメント(6425)、正栄食品(8079)、フコク(5185)、栗田工業(6370)、ソフトクリエイト(3371)、焼津水産化工(2812)、優待株以外では日本電技(1723)を新規で組み入れました。売却した銘柄はレオパレス(8848)、東京電力(9501)で、ACCESS(4813)を短期で売買しました。
今後の予定ですが、外国株を幾つか買いたいと思っています。かねてから日本株と外国株の保有比率は50%ずつにしたいと思っていたので、今年も昨年の8月初旬のようなチャンスが来てくれるととてもありがたいです(ただ、その前にはキャッシュポジションを大きめに持っておく必要がありますが)。
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