2012年7月23日月曜日

私の優待株購入ルール

相場の雰囲気が大分怪しくなってきました。先週末、スペインの財政に対する懸念が更に深刻化したことを受け、為替はユーロ安に拍車がかかりました。今日の東京市場もリスク回避の流れが継続し、TOPIXは-13.20(-1.80%)の720.62と大幅安で引けました。現在のところ、欧州市場も大幅安となっており、しばらくは下方トレンドが続きそうな雰囲気です。もしかしたら、6月4日につけた年初来最安値(692.00)を更新するような場面も覚悟しなければならないのかも知れません。

こういう最悪の地合いではあまり動かない方が良いのかも知れませんが、今日もウェルネット(2428)を一部売却して、今度は日信工業(7230)を新規で買い入れました。今日までウェルネットの持株数が中途半端だったので、どうも居心地が悪かったのですが、今日の売却でようやくキリの良い数字まで持ち株を減らすことができました。

キリの良い数字にこだわるのは不合理だとは理解しているのですが、やはり中途半端な数字よりは持っていて落ち着くというかしっくりする感じがします。株式投資に際して、私は幾つかのルールを自分に課していて、「持株数はキリの良い数字で持つ」というのはルールとまではいきませんが、ちょっとしたゲン担ぎとして心がけています。

こうしたキリの良い数字へのこだわりはあくまでゲン担ぎですが、「優待株への投資は30万円まで」、というのは私自身にとっての確固とした投資ルールの1つとしています。私のような初心者はややもすると優待欲しさのために冷静な投資判断ができず、投資するのに適さないような銘柄を買ってしまうリスクがあるからです。今日買った日信工業は以前から欲しかった優待株の1つでしたが、このルールの制約上、今まで購入しませんでした。今回の下落で株価が1,000円を割ったため、優待取得に必要な300株を購入することができました。

さて、明日以降の投資方針についてですが、しばらくはトレードせずに、じっと環境が良くなるのを待ちたいと思います。更に投資に廻せるような新規資金ができるまでは、じっと我慢の子でいたいと思います。

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