先週は前半、幾つかの株主総会に行き、後半は友人の結婚式に出席するためにシンガポールに行く、というちょっとハードなスケジュールでした。今回はなるべくプライベートな話は避けて、このブログの読者層(実際に投資をされている方や興味を持っている方)が興味を持てるようなエピソードを中心に書きたいと思います。
まず、海外に行く際に準備しなければならないのは現地のお金ですが、シンガポールに行くのは初めだったので、両替をする必要がありました。現地ですぐに両替はできる、と聞いてはいましたが、一応、用心のため、とりあえず300シンガポールドルを成田の空港で両替しました。今日現在のレートが1シンガポールドルあたり63円程度ですが、両替でのレートは67.25円でした。当然とは言え、外国通貨の現金での両替はスプレッドが大きいです。
現地の空港に着くと再び両替をしました。ただ、この時は手持ちの豪ドル300ドルをシンガポールドル300ドルに替えてもらいました。パスポートなどの身分証明書を提示したり、申込書類に名前の記入をするなどの手間もなく、すぐに両替してくれました(ちなみにレートは1豪ドルにつき1.251シンガポールドルでした)。
空港からホテルまで送迎サービスつきのツアーだったので両替を済ませるとすぐにホテルまで送ってくれました。
機内でも結構な量の食事が出たのでそれほど空腹ではなかったのですが、まだ外も明るかったので(ホテルに着いたのは現地時間で夕方6時過ぎ頃だったと思います)、夕食を取りにホテルの周りをうろつきました。
しばらく歩くと客引きに声をかけられたので、そのままその店で食事をとることにしました。幾つかの品を注文すると、「これもどう?、あれもどう?」、と勧められたので、勧められるがままに注文しました。しかし、やはり多すぎたようで、とても全部は食べられませんでした。
(牛肉の料理、8ドル)
(豆腐の料理、8ドル)
(鶏肉の料理、12ドル)
(炒飯、7ドル)
(ハイネケンのビール(8ドル)も頼みましたが、もうこれ以上は食べられませんでした)
この日以降も買い物をする機会がありましたが、シンガポールの店員はとても商売上手で、「これもどう?あれもどう?」とどこへ行っても聞かれました。チャイナタウンの小さな店でも高島屋のような高級店でもそうだったので、シンガポールの小売の商習慣はちょっと強引なのが普通なのかも知れません。
また市内観光は徒歩で移動したのですが、歩行者用の道路は狭く、完全に自動車中心の社会でした。ちなみに走っている車は日本車が多く、日本人としてはちょっとほっとしました。市内はバスや電車が走っていますが、少し使いづらいようで、実際、私が話した現地の人ですら「時々、乗り間違えちゃうんだよ」って言っていましたので、不慣れな旅行者にとっては使いづらい乗り物のようです。
ちなみにタクシーには3回ほど乗りましたが、日本のタクシーの料金よりはずっと安いという印象を受けました。
タクシーの料金に限らず、物価は全般的に言って日本の物価より安いという印象を受けました。恐らく、円高の影響だと思います。
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ツアーで選択したホテルはデラックスタイプではなく、スタンダードタイプだったのですが、予想していたよりはずっと立派なホテルでした。
(プールがあるなんて知りませんでした。水着を持って来ればよかったです)
(大きいベッド)
(部屋全体も広かったです)
(アメニティにも満足でした)
(朝食はバイキングスタイル)
(日本人向けの食材があったのが嬉しかったです)
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結婚式は披露宴がお昼頃からだったのですが、新婦の家での朝食会から夜中まで続いた2次会までずっと参加したので正直、バテました。ただ、それだけ新郎や新婦の家族や友人と話す機会があったので、楽しかったし、勉強にもなりました。両家ともとても親日家で、どちらの親御さんも日本に旅行した時の思い出話などをしてくれました。
今回の旅行では、シンガポールで日本人や日本の文化がとても好意的に受け止められている、ということを強く感じました。新婦の両親が自宅から披露宴会場まで送ってくれた車もトヨタの車で、「家族はもうずっと日本車しか乗っていないんですよ、日本の車は燃費が良くて長持ちするから良いんですよ」と言ってくれましたし、新郎の親御さんも「日系企業の品質管理は素晴らしい」、と仰っていました。新郎の弟さんは日本の大学に留学経験のある方で日本語がペラペラ、また日本のアニメが大好きということで、とても楽しく話をすることができました。
市内を歩いていても日系の店舗があちこちにあり、日本のプレゼンスもまだまだ捨てたものではないと思いました(特に化粧品店で見かける美人のモデルの中でもエビちゃんの美しさは際立っていました(笑))。
日本人はもうちょっと自信を持っても良いのではないでしょうか。日本の株式市場もあまりにも悲観的になりすぎているような気がします。日本国内に悲観が蔓延している現在こそ、日本株は「買い」なのではないかと思います。
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長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。