こうした事実を改めて見てみると、日本株の長期投資はファイナンスの教科書が説くようなリターンが得られないケースとして考える必要がありそうです。特に今年は東京電力やオリンパスの件がきっかけとなって、日本株にはかなり高めのリスクプレミアムをつけない限り、買い手がいなくなってしまってきています。
政治家には自国市場のこの惨状を直視し、問題点を真剣に考えて欲しいです。法人税の大幅減税(理想的にはゼロが望ましい)や労働規制の緩和(特に正規社員と非正規社員の賃金格差の是正)など、やるべき課題はたくさん残ったままです。明るい未来を想像できるような株式市場がない限り、その国は衰退することになると思います(注:私は相場環境が悪いと、政治に文句をつけるクセのある単純なおじさんです)。
そんな中、モヤモヤした不満感をとコロッと忘れてさせてくれるような優待が幾つか届きました。まず(ちょっとおちゃめな会社名の)もしもしホットライン(4708)からは魚沼産コシヒカリ2キロ分が届きました。
(私のような食いしん坊がもらって一番うれしいのはお米です)
またお弁当屋さんのプレナス(9945)からは優待券2,500円分が届きました。
(明日、さっそく、この優待券でお弁当を買うつもりです)
もしもしホットラインは権利確定月が3月末、100株以上で魚沼産コシヒカリ2キロがもらえます。株価は本日(2011年11月21日)の終値が692円です。バリュエーションは予想PERが12.53、PBRが1.36、配当利回りが4.04%です。
プレナスは権利確定月が2月末と8月末、100株以上で2,500円分、1,000株以上で5,000円分の優待券がもらえます。株価は本日(2011年11月21日)の終値が1209円です。バリュエーションは予想PERが24.37、PBRが0.83、配当利回りが4.13%あります。
↑ 応援クリックお願いします。