ここしばらくは、ゴールドマンサックスの訴追やギリシャ問題などの下げ要因があったにもかかわらず、相場はそれほどひどく下押しすることもなく、非常に堅調だったと思います。結果として、監視していた銘柄も買いたくなるような所までなかなか下げず、じりじりと値を上げていく買い手泣かせの動きでした。下値がどんどん硬くなってきているような感じなので、押し目を待たずに思い切って2つほど買ってみることにしました。
ひとつめはゴールドパック(2589)という銘柄ですが、これは長野を地盤とする飲料メーカーです。株価はこの1ヶ月間にかなり上がりましたが、本日時点でも(2010年4月30日)、PERは8.48、PBRは0.37と割安であるように思われます。
来期予想のROEは4.8%、自己資本比率は40.4%ということで、特にすぐれて経営効率が良い、というわけではありませんが、バリュエーションの点から買う判断をしました(それに7月権利の優待(2000円相当の自社商品)にも惹かれるところがありました)。
ふたつめは三光マーケティングフーズ(2762)です。ここは「月の雫」、「東方見聞録」、「黄金の蔵」といった居酒屋を経営している会社です。株価のほうは、2月初旬に70000円を切ってから、じわじわと値を上げてきています。
ここもバリューエーション的に割安で、今日現在、PERは11.46、PBRは0.86です。ファンダメンタル的にもなかなか良好な状態にあり、自己資本比率は71.3%で有利子負債も少なめの堅実な経営と言えるように思います。来期予想ROEも7.5%ということで、これもまずまずです。ここも株主優待に魅力があって、6月と12月の年2回、優待券(あるいはお米)がもらえるようです。
以上、本日購入した2つの銘柄の権利確定まで2~3ヶ月ほどですが、確定するまで株価が堅調に推移してくれることを願っています。
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