新興市場でも流行のテーマに乗った銘柄がバリュエーション的には説明のつかないような高値になっているケースが目立つようになってきました。
個人的にはこの強気相場に懐疑的なので、ポートフォリオは下落局面に強い銘柄を中心に組み立てるように意識しています。「上がる株より下がらない株」という条件で銘柄選択しているので、組み入れ上位銘柄は万年不人気のバリュー株ばかりです。
まず、前回の投稿以降の売買についてですが、新規購入はアルプス物流(9055)と横浜丸魚(8045)(いずれも非優待株)となりました。
追加購入は東建コーポ(1766)、オンリー(3376)、日東エフシー(4033)、ハウスコム(3275)となりました。
完全売却したのがウェルネット(2428)、エムティーアイ(9438)となりました。
期中での売買は、伯東(7433)、PALTEK(7587)となりました。
以上の売買の結果、現在(11月23日)の日本株PFの組み入れ上位銘柄は次の通りになりました。
1位 伯東(7433、非優待株)
2位 横浜丸魚(8045、非優待株)
3位 オンリー(3376、優待株)
4位 トーメンエレクトロニクス(7588、非優待株)
5位 日東エフシー(4033、優待株)
6位 チムニー(3178、優待株)
7位 日信工業(7230、優待株)
8位 東建コーポレーション(1766、優待株)
9位 岩塚製菓(2221、優待株)
10位 サンマルクホールディングス(3395、優待株)
今回、今までずっとホールドしていたウェルネットを完全売却しましたが、その後、ヤフーファイナンスでの「買い」予想と、2chの有名人らしいレモスコさんの買い推奨という材料が出て、株価は大きく上がりました。ただ、さすがに現在の株価水準は割高だと思います(実際、先日提出された変更報告書から、大株主のシンプレクスも10月以降、ずっと持ち株を処分していることが判明しました)。信用の需給の推移を見ると一目瞭然ですが、ファンド(シンプレクス)の売りを個人が信用買いで支えている、というのが現在の状況のようです。以前は閑古鳥が鳴いていたヤフーの掲示板でも強気の(あるいは買い煽りの)新規投稿者が急増し、さすがに引き際だと思いました。
エムティーアイについては、11月6日の業績上方修正の発表以降、ここも株価が大きく上昇したので売却しましたが、先日提出された大量保有報告書からJPモルガンが買い付けていたことがわかりました。正直なところ、現在の株価水準では割安感はないように思うのですが、今後の業績の伸びを見越したうえで買っているのかも知れません。
最後にウェルネット同様、PALTEKも先に書いたレモスコさんが買い推奨したということで大きく株価が動きましたが(他にはビジネスブレイン太田昭和なども「レモスコ銘柄」ということで動いたようです)、株価の動きを見て、以前に話題になったジョウダン爺さんを思い出しました。ただ、ジョウダン銘柄と違ってレモスコ銘柄は株価の持続性が無いようです。
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